
・筋膜連結とは、全身の筋肉を覆う筋膜のつながりが、身体の動きや姿勢にどのように影響しているのかという理論です。身体のある部位の不調が、他の離れた部位に影響を及ぼす可能性があることを示しています。また、上肢は、下肢と比べて筋膜の影響を強く受けると言われています。

・例えば、上図の胸部から腕・手指にかけてをアームラインと呼んでいます。胸の筋肉や上腕二頭筋など筋膜の連結があり、このラインに沿って、筋膜の滑走性を高めることで、血行促進や疲労回復、上肢の関節可動域拡大など様々な効果があります。また、肩こりにも効果的です。